発泡コアのカット

Last Update 12-10-2004
・テンプレートの作成
使うもの
1. 翼形データ http://www.aae.uiuc.edu/m-selig/ads.html から入手
翼形に関するリンクがいろいろあって興味深いです。
下で紹介してるソフトもここで見つけたものもありますし、コアカットに関するリンクもありました。
2. ソフト    
  フリーソフトたち
AirFoil

WingPro


Concord


コアカット用、前縁整形用、リブ作成用のテンプレートの作成に
http://www.aae.uiuc.edu/m-selig/ads/register/AIRFOIL1.EXE
AirFoilでは後退翼のテンプレートが作れないので、後退翼の時にはこっちも使う
http://rc.acty-net.ne.jp/ml/rc/material/WingPro/
http://rc.acty-net.ne.jp/ml/rc/material/WingPro/WingPro-Man/wp108a.exe
WingProでは1.のイリノイ大学から入手したデータの形式のままでは使えないので
こいつを使って変換
http://www.mh-aerotools.de/
http://www.mh-aerotools.de/airfoils/tools/concord.msi

後退翼でもsin/cos/tanが判っていれば作れます。
今はまだ後退翼の主翼を作ったことがないので、今度CLICもどきを作る時に考えます。
(数学忘れてるぅ)

  有償ソフトたち
(使わなくてもOK)
CompuFoil

GUIでの翼形の修正から、リブカット、コアカット用のテンプレートの作成まで、翼の作成に関してはこれ1本でカバーしてます。
んが、デモ版では翼弦が固定長なので使えません。
いいんだけど、ちょっと高いんだよなぁ。 (38ドル)

3. 0.3mmのアルミ板 アルミは熱を吸収するので、航空ベニアの方が良いようです。
でも、こっちの方が加工が簡単。一枚切り出しに5分くらいかな。
4. 2x5mmのバルサ棒 0.3mmのアルミ板だけではフニャフニャして使えないので補強用。
なんか適当なものでOK。


・.翼形データの入手

http://www.aae.uiuc.edu/m-selig/ads.htmlから翼形データを入手
AirFoilで入手した翼形データを開く
パスに日本語のフォルダー名が含まれていると開けないので注意(マイドキュメントとか)



翼形の表示が変わってますね。
S4083の7%のデータを読みこんでます。
各項目は読んで字のごとくですが、、、

・印刷の設定



Root Chord : 翼根の翼弦長
Tip Chord : 翼端の翼弦長
LE Offset : 全縁材の幅
TE Offset : 後縁材の幅
Skin : プランク材の厚さ
TE Thick : 後縁材の厚さ
Ctr Line : テンプレートの高さ
Max Camper : キャンパー値(ここでは変えないでしょう(多分)
Max Thick : 翼厚(ここでは変えないでしょう(多分)
New Camper : キャンパーを変更するとき指定
New Thick : 作りたいテンプレートの翼厚

Report : No : 翼形データの印刷の有無
LE Tempate : No : 前縁用のテンプレートの印刷の有無

全部インチ表記なので、変換して入力してやらないといかんです。
それと、小数点以下の桁数が多いとプログラムが落ちます。
私は小数点以下の桁数は4桁くらいで丸めてます。
前縁のゲージもついでに印刷するので [ LE Template : YES ] に変更


ブランクは1mmバルサを使う場合、うちの発泡カッターではプランク材の厚さは0.5mm程度を指定すると、ちょうど良いみたいです。
このサンプルでは後縁に1mmを指定してますが、ちょっと厚すぎですね。
0.5mmとかでいいくらいになると思います。


・印刷

[ Plot Single Template to Pinter ]ボタンで

[ Plot Double Template to Printer ]で

こんなのが出力されます。
前縁のテンプレートは

こんなです。
んー、すばらしい。

続く